ミスタッチについて思うこと。
皆様、こんにちは!
先日の台風15号、恐怖を感じる激しさでした。
一部の地域ではまだ停電状態が続いているようですね。
被災された方々が1日でも早く元の生活に戻れますよう、祈っております。
さて、今回のブログでは
演奏をするときの「ミスタッチ」について少しお話したいと思います😊
たくさん練習したのに、
家では間違えずに弾けたのに、
レッスンでミスが目立ったり、
発表会で失敗してしまったり。。
ピアノ学習者のほとんどの方が、ミスタッチで落ち込んでしまった経験があると思います💭🤔
ミスタッチに一喜一憂していては神経をすり減らしてしまい、音楽を楽しむどころではありませんよね。
「気にするべきミス」とは、私はこのような場合だと思います。
●明らかな練習不足から生じたもの。
●曲の流れを乱したり、止めてしまうほどミスが多い。
●曲中の重要な音を外してしまうなど、極端に目立つミス。
●エチュード(練習曲)やハノンなど、技術的トレーニングが目的の曲の中でミスが多い場合。
練習は毎日しているはずなのに、なぜか上手くならない…
という方は、苦手な箇所だけを何度も部分練習するということをしていません。
練習不足というより、練習の効率が悪いのだと思います。
充分に練習してきても、
その中でほとんどミスをしなかったのに、レッスンや発表会の本番で間違えてしまった!ということもよくあります。
ですが人間ですから、緊張やプレッシャーなどからミスしてしまったり、少し音がずれた・滑った・鳴らなかったなどの細かいミスは不可抗力なので仕方ありません。
問題は、全体的にどうであったかということ。
演奏者自身はもちろん、聴いている人がどう感じたかが一番大事ではないでしょうか?
世界的ピアニストの方々のコンサートや、テレビでの演奏を見たことがありますか?
一見わかりませんが、そういった方々でさえも、実は演奏中に小さなミスくらいはしているのです。
ですがプロの演奏家はそんなことに気づかせないほど堂々としていていませんか?
ミスひとつで顔色が変わってしまったり、手の動きが止まってしまうようなことはまずありません。
ミスを補って余りあるほどの素晴らしい表現力とパフォーマンスで、たくさんの聴衆を魅了しているんですね👏
ピアノ学習者の皆さんも、ミスタッチに一喜一憂することなく
「全体として良い演奏」を目指してください。
ただミスは少ないに越したことはありませんので、普段からよく練習をして
納得のいく演奏ができると一番良いですよね❗✨
では、また次回をお楽しみに♪