Q&A 第二弾
こんばんは。
本日は、すみません、ずっと放置していたQ&Aの第二弾をやりたいと思います!💦
教室ホームページからお寄せいただいたご質問です。
Q.【ピアノの先生になるための資格はあるのですか?】
今回は、なんとお若い学生さんからのご質問でした。
資格というか、将来どういった形でピアノを教えたいのかによって、必要なスキルは変わってくるのではないでしょうか😊
例えば、ヤ○ハやカ○イのような大手音楽教室にピアノ講師やシステム講師として就職するのか、
地元密着型の小規模な教室で教えるのか。
出張講師をやるのか、
自宅で教室を開くか。
色々な選択があると思いますが、
最初に挙げた二大音楽教室では
それぞれピアノ演奏グレード、指導グレードというものがあり、
それを取得していると採用試験の際に科目が一部免除されますので、取っておいたほうが有利です。
私は別の楽器店へ就職しましたが、学生時代に上記両社の演奏・指導グレード共に取得しています。
また、在学中にコンクールやオーディションなどにも積極的に出場しました。
私が働いていた楽器店の採用試験は、企業秘密にもなってしまうと思いますので詳しくは書けませんが、
他社とは比べものにならないほどレベルが高いです。
ですから、音大に行って並みの勉強をしたところで、講師として採用されるかどうかは当然その会社の水準によると思います💡
次に、自分個人で出張や自宅でのレッスンをする場合。
資格という資格は何も必要ありません。
履歴書を見られることも、
実技試験を受けることもないのですから、
もっと言えば音大を出ていなくても全く構わないわけです❗
しかし、これは私も教室開業をするときに一番心配していたことですが、
何の後ろ楯もない個人ピアノ教室の開業は、本当に孤独なものだと思います。
名前も知らない先生が「ピアノ教えますよ!」と言ったところで、
最初は口コミもありませんから、誰も先生の指導力を知りません。
社会的信用がゼロに等しい状態。
生徒さんを募るには、
まず信頼できるに値する講師であることを少しずつ認知してもらわなければなりません。
先生にコンクールの賞歴があれば実力があることも分かりますし、
著名な方に師事していたり、色々な演奏会に出ていたり、指導グレードなどそれこそ資格があれば、それが多少なりともアピールポイントになります。
ではどのようにそれを世間にアピールしていけばいいでしょうか?
結論から言えば、ホームページを作るのが最善だと思います。
ページの見やすさやブログ開設などもあれば尚良し✨
そして、質問者さんの参考になるか、はたまた需要があるのか疑問ですが、
ピアノ指導者として私が普段どのような心がけをしているか、暑苦しく語らせてください😎笑
人にピアノを教えるということは、自分が培ってきた演奏経験はもちろんのこと、
音楽そのものに関しての幅広い知識も求められます。
そして、人間相手に仕事をするのでコミュニケーション力も指導力の一つとして念頭に置くべきです。
どれも完璧である必要はないと思いますが、
①演奏能力 ②指導力 ③コミュニケーション能力
この三つが安定していれば【プロの指導者】だと思っています。
私は演奏家ではないですし、子育てをしていると学生時代のように一日何時間も弾くゆとりはありません。
また、これまで100人以上の指導をしていますが、今でも自分の教え方が未熟で力不足だと感じることは普通にあります。
生徒さんや親御さんへの接し方で「よくなかったかな」と反省することも時々あります。
ですが、今いる生徒さんたちは、大手の教室でも、他の先生でもなく、私を信頼し通って下さっていて、それが私の自信に繋がっています。
ですから信頼を失わないように
毎回のレッスンは自分の学びだと思って臨んでいます。
最近、上の娘と同い年の生徒さんが
「おっきくなったらピアノの先生になりたい」と言っていたと、
お母様が教えて下さいました✨
その言葉だけでごはん三杯食べられるくらい嬉しいですよ🙃🎶
私もそう思えた先生との出会いがあったので、今こうして仕事になっています。
というわけで、まともな回答になっているかはわかりませんが、
以上になります!
まだまだご質問募集していますので、ぜひお寄せください🎶